先日東北地方8県に電話で聞き取り調査を行いました。
先回は関東8県のデータをup、それと比べると返還譲渡率は低くなっていますが、じつは引き取り数(犬の収容数)は先月の件よりも大分少ないのが事実です。
譲渡数が低いのは、地域の特性上土地が広いこと、関東地域と違い愛護団体の数がすくなく、行政のみで譲渡の対応をしているからという理由があるようです。
秋田県の担当者に聞いたところ、引取りをした犬の多くは社会化がうまく行かないケースが多く、次の飼主を探すのも無理と判断し、やむなく殺処分にまわされることが多いとのことでした。
躾をしていなくて「孫を噛んでしまって」飼いたいけれどもうどうにも手に負えなくしてしまったというケースが多いという事でした。
担当者としてもなんとかしたく、何か良いアイデアがあれば教えてくださいといわれました。最近では郊外でも番犬用の外飼いは減ってきたようで、譲渡するときは番犬用にという人には譲渡しないという所が多かったです。
地域によって状況も、特徴も違う為、数字をみるだけでなく、担当者と直接話しをして蛇口を閉めて行くためにはどのような活動を進めることが大切かよく考えていくことが重要だと思いました。
一環して生体販売ビジネスのあり方を変えていく事と、飼い犬の避妊・去勢の徹底をすることは一番重要な事だと思います。
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