【第1回講演会ご報告】ゲストDOGSHIP 須﨑 大さん

昨日4月26日(日)にプッチの初めての講演会を開催しました。

定員をうわまわる21名の方にご参加いただき無事に会を終えることができました。

ご参加いただいた皆様、講師の須﨑様ありがとうございました。

 

プッチがなぜパピーオーダーシステムを推奨するのか、

またそれが殺処分を削減する事にどう繋がるのかを皆様と共有する貴重な機会となりました。

保護犬という選択史についても考えるきっかけになれば幸いです。

 

犬好きの方、会社員、主婦、獣医師、パピーオーダーシステムを行う生体販売を行うショップのオーナーの方、犬のグッツ販売など専門家も交え多岐にわたる方々にご参加いただくことができました。

須﨑様のお話の後は座談会も行い、様々なご意見やお話の共有もありました。

講演会を通じて、それぞれ立場が違う人々の横のつながりこそが今ある捨てペットやそれによる殺処分が耐えない現状を変えていく力になっていくんだと再確認しました。

その1つ1つの積み重ねがいつかおきな力になり、うねりになると思っています。

 

2、の「保護犬を感じよう」の項目のところで参加者の皆様に犬の絵を描いてもらいました。

(写真右)楽しい作業でした。立ち耳、たれ耳を描いたか、どんなしっぽを描いたか、目の特徴など21名様分の千差万別な犬の姿が現れました。まさに個性です。

そして「これらがすべて保護犬なんです」と須﨑様から。画用紙の色もペンの色も違います、白い紙を選んだ場合はまだ真っ白な仔犬、その他は成犬。

感覚として伝わってくるものがありました。個性を持つ人間と同じように犬にも1頭1頭個性があるということですよね、当たり前のことですが、犬だから、猫だからでくくってしまっている事て実は多いと思います。

 

個性を持つ1頭1頭の命や、何よりその1頭と飼主の出会い、双方の幸せを真摯に考えるならば、現在主流になってしまった大量生産、大量消費型の生体流通のあり方は変わって行かざるを得ないのではないでしょうか。

 

講演のアジェンダは以下の通りです。

1. パピーオーダーシステムの意義について

・幼少期の環境と経験がその後の犬の性格の形成にどう影響するか。
・親、兄弟との離別が早い場合と遅い場合、心身の健康にどう影響するか。
・Canada Vancouver の例(ブリーダーさんから仔犬を手に入れるケース)
・N.Y. Human Society Dr. Soeda からのメッセージ(N.Y.シェルターからのお話)

2. 里犬(保護犬)を迎え入れる前、迎え入れた後
・保護犬を感じよう
・新しい環境に無理なく慣らす方法
・心のケア
・散歩のケア
・多頭飼い(先住犬がいる場合) 
・定石が通用しないトイレの問題

 

最後にアンケートのご協力もいただきました。改善すべき点や反省点もございますが、

多くの方と直接お目にかかりお話する機会を頂戴できたことに心から感謝しております。

プッチは引き続き蛇口を締める活動にちからをいれていきたいと考えています。