アンケートの結果ご報告②

2月にお願いしました、アンケートのご報告2回目になります。126名の方にご回答いただきました。

Q1.  あなた、又は家族がペット(犬・又は猫)を欲しくなった場合、どこで手に入れようと思いますか? 

に対する回答は以下のとおりでした。正直愛護団体が3番目ということで驚きと残念な結果でした。

 

1、保健所や動物愛護センターから(35.7%)

2、ペットショップから(28.6%)

3、愛護団体から(20.6%)

4、ブリーダーから(15.1%)

 

1を選択した何名かの方に直接理由をうかがったところ、「保護動物をという気持ちはあるが、正直愛護団体がどういう物かよく分からない為、公的な機関からもらうほうが安心だから」とのことでした。もっともなご意見です。しかし実際のところセンターは平日しか開いておらず、立地も便利なところにあるとは言えず、お気持ちのある35.7%の方が便利で手軽なペットショップに流れていってしまう危険性も感じました。東京都の場合、センターと愛護団体さんは長い間協力関係にあり(45愛護団体がセンターの登録団体になっています)http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/douso/jouto/saimoku.files/joto-dantai1501.pdf 愛護団体は犬・猫が家庭に入りやすいようわざわざセンターから出して、健康チェックをしたり、性格をみたり、避妊・去勢をしたり、フォスターさんのところで生活に慣れさせてから譲渡するという活動をされています。ですので犬に限っていえば東京都の場合は譲渡対象になるような子は殆どセンターには残っていないという状況になっております。今回は回答者の54%の方が東京都の方でした。自治体によりセンターで譲渡を待つ犬・猫が絶えない地域ももちろん数多く存在します。

ここ数年著名人の方も譲渡活動に参加することで愛護団体さんの活動も理解されてきているように思われます。しかしまだまだ一般的ではない、ということがこちらのアンケートでも明らかになりました。

また逆を言えば、既存の保健所や愛護センターをシェルターの様に活用できるようになれば、市民にとってはもっとも理想的な形であり、新たにシェルターを建設する必要もなく経済的といえます。

 

PUCCIとしてはとにかく皆様に解りやすい情報を提供できるよう、生体を扱うペットショップさんのホワイトリスト、愛護団体さんのホワイトリストのようなものを早くご提供できるように努力いたします。