【奈良県】自治体の取組みについてご紹介

奈良県のうだ・アニマルパークが主催で「いのちの教育」の推進 事業が行われています。

プログラムの教材を以下リンクから見る事ができます、是非ご覧ください。

教育紹介ページ http://www.pref.nara.jp/28335.htm

教材紹介ページ http://www.pref.nara.jp/secure/83763/fukudokuhon.pdf

 

担当は奈良県くらし創造部消費・生活安全課で、ブログ掲載にあたり許可を頂く際にうかがったところ「いのちの教育」プログラムについては、その前身となる「ふれあい教室」を1993年から行っており、もともとはこの「ふれあい教室」は県内の小学校に職員が出向き、主に犬などの伴侶動物との付き合い方について授業を行うものだったそうです。

 

その後、2008年に、「うだ・アニマルパーク」を開設し、総合的な「いのちの教育」を推進する場ができたことから、「ふれあい教室」をベースとし、産業動物・野生動物もテーマに加えて新たに作成したものが、現在のプログラムになったそうです。これは、犬猫の殺処分や動物をめぐる諸問題への直接的なアプローチではありませ んが、PUCCIが常に大切にしている「いのちについて考える」という根幹の最も大切な部分にとりくまれている活動ですので深く関心をいだきました。

 

ペット、産業動物、野生動物、全てを加味して教材をつくるのは容易なことではないので担当の方たちの根気と勇気に感動しました。奈良県は2011年度殺処分数は45都道府県中35番目の少なさですから(東京都が33番目)こちらのプログラムを通した県民の皆さんへの普及教育プログラムが功を奏している可能性が非常に高いです。現存するよいプログラムを自治体の垣根をこえて全国区でシェアーすることができればよいと思います。まずは東京都からこちらを活用していければいいですね(^^)